歯科向けのポータルサイトは、地域や症状などの条件を指定して自分に合ったクリニックを検索できるため、情報収集の場として活用されています。ここでは、そもそもポータルサイトとはどういったものなのかをはじめ、必要性や掲載するメリット、歯科向けの主なポータルサイトの種類などについて解説します。
ポータルサイトとは、さまざまな情報を集約して提供するWebサイトのことです。インターネット上のさまざまなページへの玄関口の役割を担っており、Yahoo!JAPANやGoogleなどの検索エンジンもポータルサイトに含まれます。
歯科医院の情報を提供するポータルサイトも存在し、全国の歯科医院を検索できるほか、予約機能や口コミ、診療内容などの情報を豊富に掲載しているのが特徴です。地域や駅名、診療科目などの条件から該当するクリニックを絞って検索できるため、比較検討したい方にとっては便利なWebサイトです。
歯科医院を探す際にポータルサイトを活用する患者さんも増えており、クリニック側にとっても集患・増患に役立てられます。
歯科向けのポータルサイトに掲載することで患者さんの目に触れる機会が増え、認知度の向上による集客効果を期待できます。特に開院したばかりの歯科医院は認知度が低いため、多くの人に自院の存在を知ってもらう方法として、大手のポータルサイトへの広告掲載が有効です。
自院のホームページがある歯科医院は、ポータルサイトと併用して運用するのがおすすめです。ポータルサイトの利用者をホームページに誘導できるため、ホームページのみの運用よりも訪問者数の増加を見込めます。ホームページへの誘導から新規患者の獲得につなげるには、信頼性や専門性をアピールできるホームページを制作しておくことが重要です。
ポータルサイトは患者さんが自分に合う歯科医院を検索できるため、自院の特徴や治療内容などがニーズにマッチングする患者さんとの接点を増やせるのが魅力です。不特定多数の患者さんにアプローチするよりも効率的で、予約や来院数の増加につなげられます。
EPARK歯科は、全国約1万院の歯科医院が掲載されている検索・予約サイトです。月間PV数約1,000万、掲載口コミ数約33.5万件と、歯科向けポータルサイトとしての圧倒的なメディアパワーが強み。インターネットで歯科医院を検索する患者さんの多くがEPARK歯科を利用しているため、認知度を向上させて集患・増患につなげたい歯科医院に選ばれています。
EPARK歯科を運営するエンパワーヘルスケア株式会社には、歯科医院に長年携わっているスタッフも多く、それぞれの歯科医院に合った料金プランの提案や増患ノウハウの提供が可能。EPARK歯科自体が歯科検索サイトとして高い集客力を持っているため、自院情報の掲載によって一定の集客効果が期待できるのも魅力です。
参照元:EPARK歯科(https://haisha-yoyaku.jp/docs/lp/media_lp/)
歯医者さんネットは、全国6万7,000院以上の医院情報を掲載している歯科総合情報サイトです。
詳細な条件で検索できるのが特徴で、条件の項目にはバリアフリーをはじめ、キッズスペースや個室診療室の有無、治療方法、夜間・休日診療、駐車場、駅徒歩5分以内などがあります。自院にマッチングする患者さんに情報が提供されるため、歯科医院にとっても強みや得意分野などを効果的にアピールできるのが魅力です。
公式ホームページを持っている歯科医院であれば、ホームページに歯医者さんネットのリンクを貼ることで、自院の情報を無料で登録・掲載できます。
参照元:歯医者さんネット(https://www.haishasan.net/)
自分に合った歯科医院を探せる「かんたん検索」やスムーズな診療につながる問診形式の「ネット診療予約機能」などを搭載した、歯科専門の検索・予約ポータルサイトです。6万8,000件以上の医院情報を掲載しているほか、月間PV数は30万と多くの歯科医院や患者さんに利用されています。
実予約データをもとにした来院患者データを各医院の紹介ページに掲載しており、医院の特徴や来院患者の傾向をグラフで視覚的に把握できるため、医院と患者さんのミスマッチを防ぐことが可能です。また、他院との差別化を図りたい歯科医院向けに、ブランディングをサポートするサービスも提供しています。
参照元:歯科タウン(https://www.shika-town.com/pages/request)
多くのユーザーが利用している歯科向けのポータルサイトに登録することで、ある程度の集客・集患効果を期待できます。一方で、ポータルサイトに登録したのに集客につながらないことも…。集客・集患効果を実感できないのは、もしかするとホームページに原因があるかもしれません。
ポータルサイトありきの集客体制から脱却したい、集客・集患につなげたいのであれば、ホームページの見直しやリニューアルを検討するのがおすすめです。ユーザーが求める情報を網羅し、魅力的な文章や写真の掲載、相談・予約フォームへの動線設計などに取り組むことで、集客・集患率アップを目指せます。
インプラントネットは、インプラント治療を提供している歯科医院の情報をはじめ、口コミやコラムなどを掲載しているポータルサイトです。
歯科医師に直接相談できる機能が搭載されており、事前相談もできます。歯科医師としても治療を迷っている患者さんとやり取りができるほか、相談への回答を通して歯科医師としての専門性や信頼性をアピールすることが可能。歯科医院や医師の強み・魅力を伝えられ、集患につなげることができます。
無料で広告掲載をお試しできるスタンダードプランが用意されているのも、うれしいポイント。広告効果を確認したうえで、有料のプレミアムプランへの変更を検討できます。
矯正歯科に特化したポータルサイトで、矯正歯科を行っている全国の歯科医院の情報が掲載されています。地域や口コミをもとに医院情報を調べられる「医院検索ページ」や歯科医師に直接相談できる「相談室ページ」、矯正歯科治療について学べる「治療説明ページ」など、ユーザーのニーズに応える豊富なコンテンツを用意しているのが特徴です。
お試しで広告掲載できる無料のスタンダードプランもありますが、掲載できるのは基本情報のみです。プレミアムプランなら写真や動画を掲載して医院の雰囲気や強みを視覚的にアピールできるほか、予約動線を設置して集客につなげることが可能。ポータルサイトの掲載で集客効果を高めたいのであれば、プレミアムプランがおすすめです。
審美歯科ネットは、審美歯科に関する豊富な情報や相談ページなどを掲載し、自分に合った歯科医院探しをサポートしているポータルサイトです。都道府県別のおすすめクリニックや注目の審美歯科医院を紹介するコンテンツもあり、掲載されれば歯科医院の認知度をさらに高められ、集客効果を期待できます。
歯科医院向けのお役立ちコンテンツとしては、無料で利用できるイラスト素材を提供しています。ホワイトニングやセラミック治療などのイラストが揃っており、ホームページやパンフレット、患者さんへの説明資料などに活用できます。
無料のスタンダードプランでもユーザーからの口コミを掲載できるため、まずはスタンダードプランで使用感や集患率を確認し、それから有料のプレミアムプランへの変更を検討するのがおすすめです。
ポータルサイトは自費治療に関心のある多くの患者さんと接触でき、ホームページへ誘導する玄関口として活用できます。
ただし、インプラント治療をはじめとする自費治療は、保険が適用される歯科治療に比べて治療費が高額なため、クリニック選びに慎重になる方がほとんどです。自費治療へのこだわりや実績、設備など歯科医院の信頼性を高めて集客につなげるには、特定の治療に特化した専門ホームページの作成をおすすめします。
専門ホームページは制作している歯科医院が少ないので、「腕に自信がある」という印象を与えられるほか、SEO対策でも成果が出やすいというメリットも。検索エンジンで上位に表示されれば、ポータルサイトありきの集客体制からも脱却できます。
ポータルサイトは無料でも登録できますが、有料プランに比べて掲載できる情報や利用できる機能などが限られるため、集客効果を高めるには有料プランの利用を検討することになります。掲載料を継続的に支払う必要があるほか、ポータルサイト経由での予約は手数料が発生する点に注意が必要です。
また、競合の情報も多く掲載されているため、大手の歯科医院が多いエリアでは、自院の情報が目立ちにくいというデメリットもあります。そのほか、口コミの内容によっては、集患に悪影響を及ぼしてしまうことも考えられます。掲載料や手数料を上回る売上が見込めるかを判断基準にしながら、ポータルサイトへの掲載を検討しましょう。
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※1「乗り換えなどの主要駅は出口ごとのエリア、矯正歯科専門医院様や専門サイトの際はターゲットによるため、弊社にて調査のうえ判断させていただきます。」との記載があります。参照元:イグザクト https://www.ex-act.jp/