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歯科ホームページのリニューアル

歯科医院や歯科クリニックにとってホームページは重要なプロモーション戦略の一環ですが、従来のホームページでは思ったように集客性が期待できなかったという場合、ホームページをリニューアルするといった取り組みも重要なビジネス戦略の1つです。

このページでは、歯科ホームページのリニューアルのポイントをまとめました。

歯科ホームページをリニューアルする5つのメリット

イメージアップを図れる

ホームページをリニューアルすることで、視覚的な効果を刷新して歯科クリニックとしての印象を改善し、サービスやクリニックについてのイメージアップを目指していくことが可能です。

インターネットが普及した現代において、公式ホームページは歯科クリニックや歯科医院にとって顔ともいうべきものであり、ホームページのデザインや内容をきちんと考えて患者へ寄り添う姿勢を示すことは、結果的に患者へ安心感や誠意を伝えることにもつながります。

SEOを強化できる

ホームページの構成や使用しているキーワードなどを見直すことで、インターネット検索における検索結果の順位上昇を目指すといったSEO対策を強化することもできます。

検索エンジンやロボットの特性も踏まえてホームページをリニューアルすることで、ホームページで伝えている内容は同じであっても検索順位を上げてより多くの人々の目に触れさせやすくできることは重要です。また、ホームページの説明文を工夫すれば、検索結果の画面で差別化や集客力のアップも見込めます。

ユーザーにとって使いやすい・分かりやすいサイトになる

どれだけ歯科クリニックとしてのサービス品質にこだわっていたり、歯科医師として専門性に自信を持っていたりしても、それらがきちんとユーザーに伝わらなければ集客力の向上を実現することは困難です。

ホームページのユーザビリティを向上させて、ホームページを訪問した人に分かりやすく情報を伝えたり、使いやすいデザイン性に配慮したりすることは、結果的に患者になった際にも安心して治療を受けられそうだと信頼感を高めることにつながります。

増えすぎたページを整理できる

クリニックとして新しいサービスを始めたり、色々な情報を盛り込んだりしていくうちに、どんどんとページが増えて煩雑なホームページ構成に陥ってしまっているケースは少なくありません。

ホームページのリニューアルによって増えすぎたページを整理し、伝えるべき情報を精査して、読みやすいページ構成を再現することで、ユーザーがストレスなくホームページの内容をチェックしてくれる可能性を高めることが可能となります。

ホームページを管理しやすくなる

ホームページのリニューアルをホームページ制作会社に依頼して、ホームページの運用・管理を委託することもできます。また、自分でホームページの運用を行っていく場合でも、管理しやすいシステムやホームページ構成を採用することで、今後のアップデートや情報発信がスムーズになっていくこともメリットです。

ただし、ホームページ管理の利便性を高めようと考える場合、必ずどのようにホームページを運用していきたいのか方向性について最初に明確化しておくことが大切です。

歯科ホームページをリニューアルする3つのデメリット

コストがかかる

ホームページのリニューアルには様々なメリットがある反面、相応のコストが発生してしまうといったデメリットもあります。

ホームページ制作に関するコストは、自分で制作するのか、ホームページ制作会社のようなプロに委託するのか、また業務をアウトソーシングするとしても素材の用意やその後の運用管理をどうするのかなど、様々なポイントによって金額が変わります。

そのため、まずは複数のホームページ制作会社から相見積もりを取って比較することが重要です。

一時的に検索順位が下がる可能性もある

ホームページをリニューアルして内容が大幅に変更されたり、ドメインやサーバを変更したりすると、一時的にインターネット検索における検索順位が下がってしまう可能性もあります。

適切なSEO対策が考えられていれば、結果的にリニューアル前よりもホームページの検索順位がアップすることは期待できますが、一時的に検索順位が下がったり検索画面からホームページが消えたりすることで、クリニックとしての集客力が低下してしまうリスクはあるでしょう。

逆に状態が悪くなってしまうリスクもある

せっかくホームページのリニューアルを実施しても、きちんとしたプランにもとづいてリニューアルが行われなければ、むしろリニューアル前よりも品質が悪化してしまうといった可能性も十分に考えられます。

また、最初にきちんとホームページ制作会社を比較検討しなかったために、技術力やデザインセンスに欠ける制作会社へ依頼してしまい、理想とかけ離れた成果物が提供される恐れもあります。

ホームページ制作会社の実績や得意分野をしっかりとチェックして、適切なホームページ制作をプランニングしてください。

歯科ホームページリニューアルのポイント

最も重要なのはサイトの戦略設計

そもそもどのような目的や方向性にもとづいてホームページをリニューアルするのか、ビジネスとしての戦略設計がきちんと行われていなければ高品質なホームページを再現することは困難です。

ホームページのデザインの幅はアイデア次第で広がっていきますが、必ずしも奇抜なデザインをすることでユーザーからの注目や好評を集められるとは限りません。

どのようなホームページをデザインして内容をプランニングするのか、戦略についてしっかりと土台を考えておきましょう。

スマホ対応は不可欠!

現代ではパソコンで検索する人だけでなく、スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスを利用して歯科ホームページを検索・チェックする人のほうが多いでしょう。そのため、ホームページのリニューアルを行う際にはマルチデバイスに対応したデザイニングを心がけることがとても重要です。

パソコン画面に表示される内容をそのままスマホやタブレットの画面に映すと見にくくなってしまう恐れもあり、必ずスマホで確認した際にどうなるのかを考えましょう。

お知らせやブログコンテンツで親しみやすさをアピール

単に歯科医師としての実績や技術力、診療サービスの内容だけを機械的に宣伝するのでなく、お知らせ情報の更新や歯科医師としてのブログコンテンツなどを活用して、親しみやすさをアピールすることも大切です。

そもそも歯科クリニックは日本全国に数多く展開されており、技術力や専門性のアピールだけでは他院との差別化が不十分になってしまうこともあります。

そのため、クリニックとしてだけでなく、歯科医師やスタッフという「人」として信頼されるコンテンツも盛り込みます。

全体のリニューアルでなく特定の治療専門サイトの制作も検討してみる

ホームページ全体をリニューアルすることで、これまでのホームページを見慣れている人に違和感を抱かせるかもしれません。そこで特定の治療内容に関する専門サイトを制作し、新規性や専門性のアピールによって販路拡大を目指しつつ既存ユーザーの利用にも配慮するといった戦略は魅力的なアイデアの1つでしょう。

専門サイトで紹介する内容は、歯科クリニックとして特に力を入れている治療や、歯科医師として得意としている専門分野など自分のスタイルに合わせられることもポイントです。

リニューアルした歯科ホームページの事例

自費治療の患者やスマホ世代の集患に成功
(制作会社:EXACT)

オリジナリティに欠ける既存のホームページに不満を感じ、別の制作会社に依頼してリニューアルを実施した事例です。あらかじめ用意されていたサンプル画像ではなく、実際にクリニックで撮影した写真を活用し、医院の特徴や強みを的確にアピールする内容に仕上げられています。

リニューアル後は、新規患者の約6割がホームページを見て来院するようになり、自費治療の患者数も2倍以上に増加。さらに、スマートフォン対応のサイトに変更したことにより、若年層の集患にも成功しています。

オシャレなデザインで20~30代の女性の集患を実現
(制作会社:EXACT)

矯正治療の提供を始めるタイミングで、ターゲットとなる20~30代の女性に響くオシャレなデザインにしたいと考え、ホームページのリニューアルを決定しました。以前は新規患者の来院がほとんどなかったものの、リニューアル後は月に50件もの新規患者を獲得しているとのことです。

そのうち9割がホームページを見て来院しており、スマホ対応のサイト設計によって若年層の患者層も増加。狙い通り、20~30代女性の集患にも成功しています。

親しみやすさと信頼感が伝わるデザインに変更
(制作会社:BE PROUD)

既存のホームページは、気軽に来院しにくい印象を与えていたことから、優しさや親しみやすさが伝わるデザインへとリニューアルを実施しました。同時に、高い技術力を持つクリニックであることも表現できるように、上品で落ち着いた配色で全体を構成し、治療への自信が伝わる書体を採用するなど、信頼感を与える工夫も随所に取り入れられています。

スマホ対応と導線設計で予約が増加
(制作会社:あきばれホームページ)

スマートフォンに対応したホームページへとリニューアルした事例です。患者にとって分かりやすい導線設計にこだわり、治療名や症状、希望内容に応じて適切な治療ページへスムーズに誘導できる構成になっています。

また、「自分の症状に合った治療が受けられるクリニック」と伝わるように、豊富な臨床経験に裏付けられた技術力をアピールする文章を掲載するなど、細やかな工夫も随所に取り入れられています。さらに、スマートフォン画面の下部に常時表示される予約ボタンを設置したことで、ホームページ経由での予約件数が大きく増加したそうです。す。

見やすいデザインへのリニューアルで増患を実感
(制作会社:あきばれホームページ)

ホームページのリニューアルにあたって重視したのは、予防歯科や歯周病治療後のメンテナンスに注力する医院の方針を、しっかりと伝えることでした。

サイト全体の構成では、予防の重要性や診療に対する姿勢が自然と伝わるよう工夫されており、あわせてフレンドリーで相談しやすい雰囲気が感じられる文章や、クリニックの写真も活用されています。

高齢の患者にも配慮した見やすいデザインと、わかりやすい情報導線により、ホームページを通じた来院者の増加につながった事例です。

歯科ホームページのリニューアルに関するまとめ

歯科クリニックや歯科医院としてホームページのリニューアルを考える場合、現状のホームページの問題点や不満点を把握した上で、新しく歯科ホームページとして伝えていきたい内容やアピールしたい客層を最初に明確化しておくことが大切です。

また、そもそも複数のホームページ制作会社を比較検討して信頼できる会社を選定し、専門家の立場から歯科医師や患者、ネットユーザーに寄り添ってもらえる制作体制を整えることも欠かせません。

【目的別】歯科専門のおすすめ
ホームページ制作会社3選
ここでは、歯科専門のホームページで重要視される「地域での認知拡大」「ブランドの確立・体現」「デザイン重視」の3つの観点から、おすすめの制作会社3社を紹介します。
地域での認知拡大

「地域名+歯科医院」の検索で
上位表示を目指せるHPを運用

EXACT
(イグザクト)
EXACT_公式サイトキャプチャ
引用元:EXACT公式HP(https://www.ex-act.jp/)
おすすめ理由
  • 競合調査を行い、同エリアの検索で評価されやすいコンテンツを設計。検索で上位表示させ、ユーザーの閲覧機会を増加を狙う
  • 1駅ごとに1医院としか契約しない※1ため、地域内での検索の優位性を確保でき、多くの患者さんの認知につながる

公式サイトで
サービス詳細を見る

ブランドの確立・体現

他院との差別化戦略を行い
患者目線で
「選ばれる」魅力をHPで発信

Gossa
(ゴッサ)
Gossa_公式サイトキャプチャ
引用元:Gossa公式HP(https://www.go-ssa.com/about/)
おすすめ理由
  • 近近隣の競合歯科医院を調査し、ブランドコンセプトを策定。一貫性のあるデザインや発信内容で、医院らしさをつくる
  • 医院ごとのターゲットを明確にすることで、医院の独自性を患者目線で伝わる構成・デザインに落とし込む

公式サイトで
サービス詳細を見る

デザイン重視

インパクトのあるビジュアルで
印象的な世界観のHPを制作

BE PROUD
(ビープラウド)
BE PROUD_公式サイトキャプチャ
引用元:BE PROUD公式HP(https://www.beproud.asia/)
おすすめ理由
  • 1,000件以上※2の歯科医院サイトを手がけてきた実績をもとに、細部まで設計。医院の雰囲気や特徴を直感的に伝えるデザインを実現
  • 歯科医院の写真にとどまらず、色や余白、タイポグラフィなどの視覚要素で印象的なデザインに設計。一般的な歯科サイトのイメージにとらわれないビジュアルで表現する

公式サイトで
サービス詳細を見る

※1 乗り換えなどの主要駅は出口ごとのエリア、矯正歯科専門医院など、ターゲットが異なるものに関しては、別途調査によるキーワード提案となります。参照元:EXACT公式HP(https://www.ex-act.jp/)

※2 参照元:BE PROUD公式HP(https://www.beproud.asia/)2025年9月9日調査時点