歯科医院のロゴ作成

歯科医院を新規開業またはリニューアルするにあたり、歯科医院のロゴをどうするかも考えるべきことの1つです。このページでは、歯科医院におけるロゴの役割や重要性、ロゴを作る方法について解説します。

そもそも歯科医院のロゴって重要？

ロゴを制作するにも費用がかかるため、それよりも備品や設備にお金をかけたいと考えている方もいるかもしれません。ただ、ロゴは歯科医院の顔になるので、しっかりと準備する必要があります。歯科医院におけるロゴの役割や重要性について見ていきましょう。

歯科医院の名前や存在を認知してもらいやすい

「○○歯科医院」や「○○歯科クリニック」のような文字情報だけの場合、近隣の歯科医院やクリニックに埋もれてしまい、歯科医院の名前や存在を認知してもらうのが難しくなります。

看板にロゴが併記されているとロゴで自院の存在を覚えてもらえたり、歯をモチーフにしたロゴにすることで歯科医院があることを知ってもらえたりといったメリットがあります。また、ロゴのデザインによっては、自院の雰囲気や得意とする歯科治療などを視覚的にアピールすることも可能です。

他院との差別化を図れる

競合が多いなかで自院を選んでもらうには、他院との差別化を図ることが大切です。自院の雰囲気や特徴が端的にイメージできるロゴを制作すれば、周辺の歯科医院との差別化を図れ、ニーズにマッチングする患者さんから選んでもらえる可能性が高くなるでしょう。たとえば、小児歯科に力を入れた歯科医院を開業する場合、親しみや温かみを感じるロゴにすることで、ターゲットとなるファミリー層の目にとまって来院してもらいやすくなります。

また、ロゴは歯科医院のコンセプトや治療方針を伝えるのにも役立ち、ターゲットの患者層に効果的にアプローチできるといったメリットもあります。歯科医院のコンセプトや治療方針に合った患者に来院してもらうことで、患者さんからの信頼やリピート率の向上を図れ、高い集患効果を期待できます。

歯科医院のロゴを作る方法

自作する

なるべくお金をかけずにロゴを制作したい場合は、自作するという方法もあります。無料素材やネット上のロゴメーカーを利用すれば、絵が描けなかったりデザインの経験がなかったりする場合でも、ロゴを簡単に制作することが可能です。ただし、素材の種類やデザインの幅が限られるので、ありきたりのロゴになりやすい点に注意が必要です。

また、無料素材やロゴメーカーを利用する際は、商用利用が可能かどうかも必ず確認するようにしましょう。

ロゴ販売サイトやクラウドソーシングを活用する

ロゴ制作にあまりお金をかけたくないけれど、差別化を図るためにありきたりのロゴになるのは避けたいという場合は、ロゴ販売サイトやクラウドソーシングを利用するのもおすすめです。

依頼するデザイナーによっては、制作会社に依頼するよりも安い費用でクオリティの高いロゴを制作してもらえる可能性があります。ただし、ロゴ販売サイトやクラウドソーシングに登録しているデザイナーの力量はピンキリな点に注意が必要です。また、歯科医院のコンセプトを理解したうえでデザインに落とし込むスキルも求められます。

ロゴ販売サイトやクラウドソーシングを活用する際は、歯科医院のロゴ制作の経験があるかなど、デザイナーの実績・実力を慎重に見極めることが大切です。