LINE公式アカウントを集患にLINEを活用する歯科医院が増えてきていますが、自院では上手く活用できていますか?
LINEについては何となく分かっているけれど、どんな情報を発信すれば良いか分からない、どうすれば集患につながるのか分からない…そんなクリニックも多いのではないでしょうか。そこで、本記事では、LINE公式アカウントを活用するメリットや上手く集患につなげるコツをご紹介していきます。
「LINE公式アカウント」とは、個人で利用するLINEとは異なり、企業や店舗・組織が多くのユーザーに対して情報を発信するためのアカウントです。LINE公式アカウントを作成すると、自分たちのブランドやサービスをPRするために利用できるようになります。
ビジネス向けのサービスのため有料ですが、基本的な機能のみを利用する場合は無料で利用できるプランもあり、営業のお知らせ用ツールとして導入する歯科医院も増えてきています。
LINEは、2024年初め時点で9,600万人以上もの人が利用しているサービスです。この数字は日本の総人口の78.1%に相当しており、スマホユーザーのほとんどが利用していると言っても過言ではありません。患者さんとのコミュニケーションツールとして、活用する価値は大いにあると言えるでしょう。
LINE公式アカウントでまず発信すべき情報は、歯科クリニックの所在地や電話番号、診療時間、休診日、診療科目などの基本情報です。
どんな歯科診療やサービス、治療を提供しているかも記載しましょう。すると、LINEユーザーに、どんな歯科クリニックであるかが分かりやすくなります。
歯科クリニックが行っているイベントやキャンペーン、スタッフの紹介やクリニックの日常を発信するのも効果的です。患者が親しみを持ち信頼関係が築かれて、集患につなげられます。
イベントやキャンペーンで情報を発信することで、これまで歯科医院から遠ざかっていた患者の再来院を促すことも可能です。
例えば、「ホームホワイトニングご成約の方に、普段2本おつけしている薬剤をもう1本プレゼント」「虫歯治療や定期検診に来られた中学生以下のお子様に歯ブラシをプレゼント」など、特典やお得情報を定期的に配信すると来院してくれる可能性を高められます。
LINE公式アカウントには3つの料金プランが用意されていて、無料でもはじめられます。
ただ、無料の「コミュニケーションプラン」の場合はメッセージを送ることができる回数が200通までと限られています。
例えば、友だち数が50人であれば50人に月4回で200通、100人であれば月2回までといったような具合です。友だちが200人以上を超えてしまう場合にはメッセージを送ることができないため、有料プランの検討をおすすめします。
有料プランはライトプランが月額5,000円(税別)で、5,000通のメッセージ配信が可能です。友だち数が1000人に増えても、月5回までメッセージを配信できます。
予約や問い合わせなどを、電話対応だけでなくWeb上で行うことができれば、時間と人手を大幅に削減できます。
LINE公式アカウントを使うと、ユーザー自身が予約や変更、キャンセルをLINE上で行えるため、業務効率向上につながります。
LINE公式アカウントと予約システムを連携し、LINE上で予約受付ができるようになれば、ユーザーの好きなタイミングで予約や変更を行えます。
電話対応ができない診療時間外の急なキャンセルや変更も受け付けられるため、無断キャンセルの防止にもつながるでしょう。
新規患者や再診患者の獲得は、歯科医院にとって重要な課題です。LINE公式アカウントならユーザーに対して自院のサービスや強みをアピールできます。
自費診療キャンペーンのお知らせや定期健診のおすすめを配信すれば、さらに患者の増加につながる可能性が高まります。
LINEは、多くの人が毎日のように利用しています。
人によってはLINE内に大量のメッセージが溜まっている場合もありますが、多くの人が通知に気づけば確認してくれるため、メールよりも到達性が高いツールと言えるでしょう。情報を配信すれば見てもらえる可能性が高いと言えます。
LINE公式アカウントも、個人向けのLINEと同じように個別メッセージのやりとりができます。
さらに、友だち追加をしてくれているユーザーに一斉送信もできるため、診療時間の変更や休診日の案内など、臨時のお知らせを届けたい際にも便利です。
LINEには自動返信機能がついていますが、自動で返信すると不自然な文章になってしまうため、あまり機能が高いとは言えません。しかし、手動で1件ずつ返信するには手間と時間がかかります。友だちリストに登録しているユーザーが多いほど、膨大な手間と時間を要するでしょう。
専属で担当スタッフがいる場合には対応できますが、人員が少ないと負担の増加につながります。
自院内で、LINE公式アカウントに対応できる人材がいるかについても注意が必要です。企業向けのLINEを運用した経験のない担当者の場合、初期設定が複雑なことから取り組みが難しい可能性があります。
スタッフで対応できないとプロに任せなくてはなりませんが、そうなると当然、スタッフの人件費とは別に外部に委託する費用が発生します。
公式アカウントを開設しただけでは、メッセージを配信しても人に見てもらえることはありません。歯科医院のLINE公式アカウントがあることを知ってもらい、多くの人に「友だちに追加」してもらう必要があります。友だち追加用のQRコードを印刷して院内に貼りだす、来院した患者に声をかけて登録を促すなど、友だちを増やすための対策に取り組みましょう。
LINEに友だち登録をしたユーザー限定でキャンペーンを打ち出したりLINE広告に出稿したりすると、さらに多くの友だちを獲得できる可能性が上がります。
LINE公式アカウントを集患ツールとして活用し、さらに効果を高めるためには、アカウントを開設するだけでなく、定期的な分析と改善が重要です。
LINE公式アカウントの分析ページを使ってデータを確認し、PDCA(Plan:計画、Do:実行、Check:評価、Action:改善)を回しながら、継続的に改善を繰り返しましょう。
LINEは、スマホを利用するほとんどの人が毎日のように利用しているSNSです。企業向けLINE公式アカウントは歯科医院の新患や再診患者の獲得、PRに活用できるほか、予約システムとの連携でWeb予約も受け付けられるようになります。
歯科医院・歯科クリニックの集患に力を入れたいなら、ぜひLINE公式アカウントを活用しましょう。
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