デンターセクション ~患者と歯科医をつなぐホームページ制作会社~ » 歯科ホームページ制作の基礎知識 » 歯科ホームページのアクセス解析

歯科ホームページのアクセス解析

公開したホームページを改善していくには、患者さんが実際にどのようにサイトを見ているのかを、数字で把握する必要があります。そのために使われるのが、Googleが提供する無料のアクセス解析ツール「GA4(Google アナリティクス4)」です。

ただし、GA4は指標や機能が多く、画面を開いても「どこを見ればいいのかわからない」となりやすいツールでもあります。歯科ホームページの改善に使うのであれば、最初からすべての数字を追う必要はありません。

この記事では、歯科ホームページでGA4を使う理由や、最初に設定しておきたい項目、確認すべき指標、サイトの見直しの考え方まで紹介します。

歯科ホームページでGA4を使う理由

アクセス解析を導入すると、ホームページへのアクセス状況や患者さんの行動を数字で確認できます。感覚だけで改善するのではなく、実際のデータをもとにページや導線を見直せることがメリットです。

感覚ではなく数字で判断できる

電話予約の件数だけを見ていると、ホームページにどれくらいの人が訪れ、どのページを見て予約につながっているのかまではわかりません。

GA4を適切に設定すれば、どのページがよく見られているか、どこからアクセスが集まっているか、予約や問い合わせにつながる行動がどれくらい発生しているかを確認できます。ページごとの反応を比較できるため、改善する場所を決めるときの判断材料にもなります。

リニューアルや広告出稿の効果を確認するときにも、アクセス解析が役立ちます。たとえば、広告を出した前後でアクセス数や予約につながる行動がどう変わったのかを確認すれば、施策の結果を数字で振り返れます。

現在はGA4がアクセス解析の標準になっている

Google アナリティクスは、2023年7月に旧バージョンの「ユニバーサルアナリティクス(UA)」でのデータ処理が終了し、現在はGA4が使われています。これからアクセス解析を導入する場合は、GA4を利用します。

GA4はUAとデータの計測方法や画面構成が大きく変わっています。たとえば、以前よく使われていた「ページビュー数」「セッション数」などの指標も、GA4では計測や確認方法が異なります。UAの感覚のまま数字を比較すると、データを正しく読み取れません。

以前からアクセス解析を導入している医院は、現在もGA4で計測できているかを確認しておきましょう。あわせて、予約や問い合わせなど、ホームページの目的に合わせた計測が設定されているかも確認する必要があります。

GA4で最初に決めておきたいこと

GA4を確認する前に、「ホームページで何を増やしたいのか」を決めておきましょう。目的が曖昧なまま数字を追っても、どのページを改善すべきか判断しにくくなります。

ホームページのゴールを決める

歯科ホームページでは、予約や問い合わせにつながる行動をゴールとして設定します。たとえば、次のようなものがあります。

自院では何を成果として重視するのかを決め、その行動をGA4で計測できる状態にしておきます。

予約や問い合わせだけでなく、診療案内や料金、アクセスなど、患者さんが受診先を決める際に確認するページの閲覧状況も参考になります。どのページにアクセスが集まっているのかを確認すると、患者さんがどの情報を必要としているのかを考える材料になります。

予約・問い合わせの計測方法を決める

ゴールを決めたら、それぞれの行動をどのように計測するかを設定します。代表的な方法は次のとおりです。

Google タグマネージャー(GTM)を使うと、こうしたクリックやフォーム送信などの計測を設定できます。外部の予約システムを利用している場合は、予約完了までGA4で計測できるかどうかも確認しておきましょう。

自院で設定するのが難しい場合は、GA4の導入や計測設定を制作会社などに依頼する方法もあります。特に、電話・Web予約・問い合わせフォームをそれぞれ成果として集計する場合は、何を1件として数えるのかを最初に決めておくと、月ごとの比較がしやすくなります。

歯科ホームページで見るべきGA4の指標

GA4には多くの指標がありますが、最初からすべて確認する必要はありません。まずは「どこからアクセスが来ているか」と「サイト内でどのように行動しているか」の2つを確認しましょう。

集客に関する指標(ユーザー数・流入経路)

まず確認したいのが、サイトを訪れたユーザー数と流入経路です。ユーザー数を見ると、どれくらいの人がホームページを訪れているのかを把握できます。月ごとの推移を確認すれば、アクセス数が増えているのか減っているのかもわかります。

流入経路は、GA4の「レポート」から「集客」に進み、「トラフィック獲得」で確認できます。代表的な区分には、次のようなものがあります。

流入経路を確認すると、検索、Googleマップ、広告、他サイトなど、どの経路からアクセスが集まっているのかを把握できます。SEOやMEO、広告など特定の施策に取り組んでいる場合は、その施策によるアクセスが増えているかを確認する材料にもなります。

ページの閲覧と行動に関する指標

次に確認したいのが、患者さんがサイト内でどのページを見て、どのように行動しているかです。ページ単位では、次のような指標を確認できます。

たとえば、診療案内ページへのアクセスが多いのに予約につながっていないのであれば、予約への導線やページの内容を見直すきっかけになります。反対に、アクセスが少ないページは、検索からの流入やサイト内リンクなど、ページに訪れてもらうための施策を検討できます。

数字は日単位ではなく、一定期間で比較することも重要です。1週間や1か月など期間をそろえて確認すると、一時的なアクセスの増減に左右されにくくなります。

GA4の数字を改善アクションにつなげる

アクセス解析は、数字を確認するだけではホームページの改善につながりません。数字から課題を見つけ、「次にどこを直すか」を決めるために使います。

予約・問い合わせが伸びないときの見直し方

予約や問い合わせが増えないときは、まず「アクセスが少ないのか」「アクセスはあるのに予約につながっていないのか」を分けて考えます。

たとえば、診療案内ページはよく見られているのに予約ページへの遷移が少ない場合は、診療案内から予約までの導線を確認します。予約ボタンの位置や案内文を見直すなど、ページ内で次の行動を促す方法を検討できます。

このように、単純にアクセス数を増やすのではなく、「どこで患者さんの行動が止まっているのか」を確認することが、GA4を改善に活用するポイントです。

ページ改善の優先順位を決める

すべてのページを一度に改善する必要はありません。まずはアクセスが多く、予約や問い合わせにつながる可能性が高いページから確認すると、改善の効果を検証しやすくなります。

歯科ホームページであれば、たとえば次のようなページが候補になります。

ただし、優先すべきページは医院によって異なります。GA4で実際のアクセス状況を確認し、自院でよく見られているページや予約につながるページから着手しましょう。

改善したら、一定期間データを確認して変化を比較します。複数のページを同時に大きく変更すると、どの施策が結果に影響したのか判断しにくくなるため、変更内容を記録しながら一つずつ検証すると改善につなげやすくなります。

数字が伸び悩んだらサイト全体の見直しも検討する

ページ単位で改善しても成果につながらない場合は、個別のページだけでなく、サイト全体の構造や導線も確認してみましょう。

たとえば、次のような状態になっていないかを確認します。

こうした問題がサイト全体に及んでいる場合は、ページを一つずつ修正するだけでは改善しにくいケースもあります。サイト構造やデザイン、スマートフォンでの閲覧性、予約までの導線などをまとめて見直す方法も選択肢になります。

GA4で確認したデータは、ホームページをリニューアルするときにも活用できます。「どのページが見られているか」「どこからアクセスが来ているか」「どの段階で予約につながっていないか」を整理しておけば、改善したいポイントを制作会社にも具体的に伝えられます。

当サイトでは、歯科医院に特化したホームページ制作会社を紹介しています。サイト全体のリニューアルを検討している方は、制作会社選びの参考にしてください。

歯科に特化した
おすすめのホームページ制作会社3選

まとめ

歯科ホームページのアクセス解析では、GA4を使ってアクセス数や流入経路、ページごとの閲覧状況、予約・問い合わせにつながる行動を確認します。

まずはホームページのゴールを決め、必要な計測を設定しましょう。そのうえで「どこからアクセスが来ているか」「どのページが見られているか」「どこで予約につながっていないか」を確認すると、改善すべき場所を絞り込めます。

ページ単位の改善だけでは解決しない場合は、サイト全体の構造や予約導線まで見直します。GA4の数字を確認して終わりにせず、次の改善につなげるところまで活用しましょう。

【目的別】歯科専門のおすすめ
ホームページ制作会社3選
ここでは、歯科専門のホームページで重要視される「ブランドの確立・体現」「地域での認知拡大」「手軽さ・コスト重視」の3つの観点から、おすすめの制作会社3社を紹介します。
ブランドの確立・体現

他院との差別化戦略を行い
患者目線で
「選ばれる」魅力をHPで発信

Gossa
(ゴッサ)
Gossa_公式サイトキャプチャ
引用元:Gossa公式HP(https://www.go-ssa.com/about/)
おすすめ理由
  • 近隣の競合歯科医院を調査し、ブランドコンセプトを策定。一貫性のあるデザインや発信内容で、医院らしさをつくる
  • 医院ごとのターゲットを明確にすることで、医院の独自性を患者目線で伝わる構成・デザインに落とし込む

公式サイトで
サービス詳細を見る

地域での認知拡大

「地域+歯科」の検索で
上位表示を目指せるHPを運用

EXACT
(イグザクト)
EXACT_公式サイトキャプチャ
引用元:EXACT公式HP(https://www.ex-act.jp/)
おすすめ理由
  • 競合調査を行い、同エリアの検索で評価されやすいコンテンツを設計。検索で上位表示させ、ユーザーの閲覧機会を増加を狙う
  • 1駅ごとに1医院としか契約しない※1ため、地域内での検索の優位性を確保でき、多くの患者さんの認知につながる

公式サイトで
サービス詳細を見る

手軽さ・コスト重視

初期費用を抑えて手軽に
更新しやすいHPを運用

あきばれホームページ
事業部
あきばれホームページ_公式サイトキャプチャ
引用元:あきばれホームページ事業部公式HP
(https://www.akibare-shika.jp/)
おすすめ理由
  • 初期費用を抑えた料金体系で、コストをかけずにホームページ制作をスタートできる
  • 専門知識がなくても自分で簡単に更新できるシステム(CMS)を採用。日々の情報発信が手軽に行える

公式サイトで
サービス詳細を見る

※1 乗り換えなどの主要駅は出口ごとのエリア、矯正歯科専門医院など、ターゲットが異なるものに関しては、別途調査によるキーワード提案となります。参照元:EXACT公式HP(https://www.ex-act.jp/)