歯科医院のホームページをご覧になっている患者さんの多くは、パソコンではなくスマホを使っています。夜寝る前や通勤の合間など、片手で「近くの歯医者」を探す場面が中心です。
そのため、パソコン画面できれいに見えても、スマホで見づらいホームページでは、せっかくの流入を予約につなげることができません。文字が小さい、電話番号が押せない、地図が動かない、といった小さなつまずきで離脱されてしまうのが実情です。
この記事では、歯科ホームページのスマホ対応(レスポンシブ対応)で見落としがちなポイントと、集患につなげるためのチェックの仕方を紹介します。
近年、Web検索の多くはスマホから行われています。歯科医院を探すシーンも例外ではなく、「歯医者 近く」「〇〇駅 歯科」といったキーワードで検索する患者さんの大半は、スマホの画面でホームページを開いています。
そのため、ホームページ制作の判断基準は「パソコンできれいに見えるか」ではなく、「スマホで迷わず予約までたどり着けるか」に変わっています。パソコン中心で作られた古いホームページや、スマホ表示を後付けで対応したホームページは、この段階で機会損失を起こしやすい状態です。
スマホユーザーが離脱するのは、次のような場面です。
いずれも一つひとつは小さな不便に見えます。しかし患者さんは、少しでも読みにくいと感じた時点で、次の医院のホームページに移ってしまいます。スマホ対応の甘さは、そのまま予約数の差になって表れます。
スマホ対応の方法には、大きく分けて「レスポンシブデザイン」と「スマホ専用サイト」の2つがあります。
1つのHTMLで、閲覧する端末の画面サイズに合わせて自動的にレイアウトが切り替わる方式です。パソコン・タブレット・スマホのすべてを同じURL・同じデータで管理できるため、更新の手間が少なく、SEO評価も分散しません。現在の歯科ホームページ制作では、レスポンシブが主流です。
PC用サイトとは別に、スマホ用のURLとデータを用意する方式です。表示は細かく作り込めますが、更新のたびに両方を直す必要があり、運用負担が大きくなります。SEO面でも、リダイレクトや正規化の設定が不十分だと評価が分かれてしまい、集患にマイナスに働くことがあります。
これから制作する場合はレスポンシブを選ぶのが基本です。すでにスマホ専用サイトで運用している場合は、リニューアルのタイミングでレスポンシブに統合することをおすすめします。
スマホ対応のホームページで、最優先で作り込みたいのは「予約」「電話」「アクセス」の3つの導線です。この3つは、患者さんが実際に来院を決める瞬間に必ず触れる場所だからです。
スマホユーザーは、電話番号をタップしてそのまま発信するのが当たり前になっています。電話番号が画像で埋め込まれていたり、リンクが設定されていなかったりすると、患者さんは番号をコピーして電話アプリを開き直す手間を強いられます。
電話番号には必ず「tel:」リンクを設定し、スマホ画面では上部に固定するか、フッターに常時表示するのが安心です。診療時間中と時間外で表示を切り替える工夫も、無断電話の防止と離脱防止の両方に役立ちます。
Web予約が主流になった今、スマホの画面下に「Web予約」ボタンを固定表示する形は、歯科ホームページの標準になりつつあります。スクロール中でも常に予約導線が視界に入るため、迷ったタイミングで予約に進んでもらいやすくなります。
ボタンの色は、周囲のデザインに埋もれないよう、あえてコントラストの強い色を選ぶのがポイントです。淡い色で統一しすぎると、患者さんが「どこを押せばいいのか」で迷ってしまいます。
アクセスページの地図は、画像ではなくGoogleマップを埋め込んでおくと、患者さんが指で動かして周辺の道順を確認できます。さらに「Googleマップで開く」リンクを添えておくと、そのままナビ機能で来院してもらえます。
駐車場の位置や、駅からの目印になる建物を写真で補足すると、「迷ったから今日はやめておこう」という離脱を防げます。
レスポンシブで作ってあっても、スマホで見ると崩れてしまう箇所はいくつかあります。代表的なパターンと対策を押さえておきましょう。
診療時間や料金表など、表組みはスマホで崩れやすい代表格です。列数が多い表は、スマホでは縦積みのレイアウトに切り替える、あるいは横スクロールできるように設定するのが基本です。無理に1画面に押し込めると、文字がつぶれて読めなくなります。
スマホは通信環境が不安定な場面も多く、写真の容量が大きいとページの表示に数秒かかることがあります。表示に3秒以上かかると、多くの患者さんは待たずに離脱します。写真はスマホ表示用に軽量化し、遅延読み込み(Lazy Load)を設定しておくのが安全です。
指でタップする前提のスマホでは、ボタンやリンクの余白を十分に取る必要があります。目安として、ボタンは高さ44px以上、隣接するリンク同士の間は10px以上空けておくと、誤タップを防げます。
パソコンでは1画面に収まる情報も、スマホでは何度もスクロールしないと見終わりません。情報を詰め込みすぎると、患者さんは途中で疲れて離脱します。ページごとに「一番伝えたいこと」を絞り、優先度の低い情報は下層ページに逃がすことが大切です。
自院のホームページがスマホでどう見えているか、まずは次の項目をご自身のスマホで確認してみてください。
1つでも「No」があれば、スマホ対応の見直しが必要なサインです。特に予約・電話・アクセスに関する項目は、そのまま予約数に直結します。
スマホ対応は、単にレイアウトを整えるだけの作業ではありません。患者さんの検索行動や来院までの動線を理解したうえで、「どの情報を、どの位置に、どの大きさで置くか」を設計する必要があります。
歯科医院の集患ノウハウを持つ制作会社であれば、電話ボタンの配置や予約導線の設計、スマホでのファーストビューの見せ方まで、実績に基づいて提案してもらえます。既存ホームページのリニューアルはもちろん、これから新規で立ち上げる場合も、スマホ表示を最優先で考えられる制作会社を選ぶことが、集患成果の差につながります。
当サイトでは、目的別に選べる歯科専門の制作会社を紹介しています。スマホでの集患を強化したい先生はぜひチェックしてみてください。
他院との差別化戦略を行い
患者目線で
「選ばれる」魅力をHPで発信
「地域+歯科」の検索で
上位表示を目指せるHPを運用
初期費用を抑えて手軽に
更新しやすいHPを運用
※1 乗り換えなどの主要駅は出口ごとのエリア、矯正歯科専門医院など、ターゲットが異なるものに関しては、別途調査によるキーワード提案となります。参照元:EXACT公式HP(https://www.ex-act.jp/)